ここんとこ、このニュースでもちきりです。
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でも、ワタクシこと仔羊の周辺では、この手のニュースはもう1、2か月前から話題になってました。
私の学生たちは、留学ビザを取得して、留学生として日本語を勉強しているのですが、その後は専門学校や大学に進学して、日本で何年か働いてから帰国するーという青写真を描いている人が大多数です。
そして、名門校ならいざ知らず、私の勤めてるような小規模の日本語学校には、お世辞にも語学や学習に向いているとはいいがたい学生も結構混じってます。(うんうん、日本語は曖昧表現がお得意でよろしい)
(^_^;)
つまり、今は単純労働で来日できないため「留学」名目でやってきてる学生も結構いるけど、今後は変わる可能性が出てきた、ということです。
野党の中にも自民党の中にも「もっと検討してから」なんて、もっともなことを言ってる方は大勢いらっしゃるようですが。そしてそれは、妥当な論でもあるとは思うのですが。
私の学校でも技能実習生の日本語教育は少し請け負ったことはあり、その実感からすると、
もうそんな悠長なことは言ってられないってご存じ?
と問いたいのが、ワタクシの率直な感想です。
農業の分野でも建築の分野でも介護の分野でも、もう結構な数の外国人が働いてくれてて、それで私たちの生活がやっと成り立っているのです。
そして、他にも人手不足が深刻で、もうにっちもさっちもいかなくなってる職場ってかなりあります。
もう待ったなし!
の現実が、この法案の成立が待たれる大きい要因です。
良しあしは、それはあるでしょう…。
ところで、この外国人労働者の実質受け入れにあたって
「日本語教育が必要」という文言がちらほらニュースでも舞っています。
…こんだけ自動翻訳機が出てきてるのに?
でも、結局、人を受け入れるってときに本能的に「日本語教育が必要」と感じるということでしょうね。
自動翻訳機だけでは対応できない、とみんなどこかで直感的に感じているのでしょう。
ということは、まだ当面、日本語教師は必要とされるのかな?
ワタクシの活躍の場も、まだまだありそうです。
(^◇^)
でも、日本語教師も不足が目立つんですよねー。
ちょっとシビアな言い方をしますが、
経済弱者を経済弱者が支える、という構造がここにあります。
まあ、つまりは日本語教師の給料も上がらんということですけど、学生がそれでいい人生を送ってくれれば、私としては本望です。
が願いです。
仔羊おばさん